2006年8月アーカイブ


3分以内に話はまとめなさい―できる人と思われるために
高井 伸夫

まあとにかくうちの会社の会議は長引くんですな。
原因はやたらと話の長い人がいるからなんですな。
彼を反面教師にしつつも、自分も結構無駄な話をしてるなあと思ってたり、あとお客さんの前だと緊張しちゃったりするので、ちょっとこの本を読んでみました。

なぜ3分以内に話をまとめるべきかということから、実際にどうやって話をするとよいかというポイントを結構しっかり教えてくれます。
それから気に入られる話し方・嫌われる話し方が具体的に載っていて、今日からすぐに実践できそうです。
要は、「話されてる側の気持ちを考えて話をしましょう」というのが一番大事だということが分かった。
話し方で人からの見られ方はかなり変わりますよということです。

実践しようポイント。
・緊張しないためにはものすごくゆっくり話し始めてみる
・データは言葉よりも映像で頭にしまいこむ
・「話のポイントは3つです」と先に言う(3つだと聞く気になる。いっぱいあると眠いよね)
・後味の良い話の終わり方には依頼形と同意形
・会議で意見を言うときは、全員対等で発言しなければ意味ない

あとは相手を巻き込んでしまう話し方と呼びかけ法の話は、この前会社の一番偉かった人と飲んだ時に気付いたことと同じだった。
そのときの話し忘れちゃったので、ここでは割愛。後で思い出したら書く。

ここを読んで身に覚えのあるSさんは↑のリンクをクリックして本買って読んで僕の時間を返してください。

冥王星タソ

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冥王星「あたい…間違ってたんだ…」
                 ↓
冥王星は格下げ・惑星は8個、国際天文学連合が採択

冥王星タソ… テラカワイソス(´;ω;`)

今月の初めに、実家に帰ったときのこと。
弟が毎日「ひまー(´・ω・`)」とか「からむーちょはからいということがわかった。」とかblogにアップしちゃう感じで、まあそのうちアメリカ大陸並の大発見を目論んでいるのか、それとも生活の怠惰さについての現実と危機を発見してしまうのかわからんのですが、ちょっと絡んでやろうと思って、酒に付き合わせた。

人生についてまじめに考えろよてめえこのやろうみたいな、いい兄(?)っぷりを発揮した。
ワインの2本目が半分なくなったくらいに、おもろい友達がいるという話に。
なんでも、1,500万近い貯金があって、卒業したら純粋なvipperになりたいという友達らしい。
やべえおもしれーということで、無理矢理電話させて、今度会おう、すぐ会おう、よし水曜日みたいな感じで、約束を取り付けた。

そして水曜日。彼と弟と飲んだわけですが。
彼の経歴はというと、渋谷生まれ渋谷育ち、悪そうな奴は大体友達、悪そうな奴と大体同じ 裏の道歩き見てきたこの街(渋谷)でIWGP的なアレなんだけど、窪塚が好きかと聞くと池袋は好きじゃねえというくらいのセンター街的な色的なアレの一番偉い人で、最近引退して今はVIPPERを目指して日々引き篭もり中で、高いクオリティを目指しているんだけどまだ2chに書き込んだことがないという小心者的な面も持ち合わせる。

「まあ1,500万はすごいよね。どうやって手に入れたかkwsk。」
「詳細はむりぽ。」
「テラヤバスwwwwwwwwwっうぇwwwっうぇwww」

みたいな感じで軽快なトークで盛り上がった。ちなみにその中でオナクールの話をしたら、アナリスクを弟に薦められるというサプライズに出会った。

話を聞くと、VIPに出会ったのは弟のせいで、それまではPCすら持っていなかったらしい。PCの購入からいろいろ弟が指南して、VIPに出会い人生が変わったらしい。
だから、弟は彼からするとかなりのクオリティらしい。渋谷の怖い人たちを束ねていたというのに。
ちなみに弟に2chを教えたのは僕。僕はもう神領域だね。すでに渋谷は俺の街だ。
(嘘ですごめんなさい怖い人はここを見ても気にしないでスルーしてください。)

僕はそういう系の人々に、自分は入れない別世界で、憧れのようなものも抱いていて、全く別の価値観があると思ってたんだけど、意外と行き着く先にVIPという、ていうかVIPかよ!という事実に驚いた。
まあでも、まともにサラリーマンになって小金を稼ぐ気にはならないというのはよく分かる気がした。彼には更なる高み、クオリティを目指す生き方しか残されていないのかもしれない。

彼が伝説となるようなスレの>>1になることを願うばかりです。


プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか
P・F. ドラッカー

速読を勉強しただけじゃなくて、ちゃんと本も読んでいますよ!
ということで、今回は読んだ本をご紹介です。
ドラッカーです。コレ読むまでは知らなかったのですが、経営学の神様のような人らしい。残念ながら数年前に他界されたようですが、とても沢山の著書があります。
僕はこの本を読んではまってしまったので読み漁ろうと思っています。

さて、本書ですが、簡単に言うと「個人が如何に仕事をするべきか」、ということが書かれています。しかし、ただ単純に「こうしなさい」と書いているのではありません。

まず現代の労働環境の生まれた背景を歴史、特に産業革命などを振り返ります。
ただ単に歴史の説明をするだけでなく、彼は彼の切り口で歴史の意味を再定義します。現代は資本主義ではなく、ポスト資本主義、知識主義社会なのですよと。

そして、その知識主義のなかで働くことの意味について、また如何に生産性を上げるかということについて、「知識」「成果」「貢献」など、仕事の根本的な意味・定義について分かりやすく説明されています。

後半では前半の説明を背景に、自己マネジメント・意思決定、そして自己実現について、仕事だけでなく人生観に通じるような、身の引き締まる数々の名言で語られます。

本書はドラッカーの様々な著書から抜粋されて再構成されたものらしいので、各章が若干つながりが感じられない部分があり、思わぬところに重要なことが書かれていてびっくりしたりもします。ドラッカー入門と位置付けられているよう。

ただ、ドラッカー初体験の僕としては、目からウロコの連続でした。

特に、「現代社会をポスト資本主義とし、産業革命の正体は知識の活用であり、テクネが知識となったことが最も重要である」ということに衝撃を受けました。
「ああ、そういうことになってたのね、この世界」みたいな感じ。相対性理論を知ったときと同様の衝撃。

・必要なのは成果を上げること。
・そして成果を上げるためには習慣。
・人は教えるときに最も学ぶ。

この辺がすぐに体に馴染んだ。もっと色々馴染ませるためにもっとドラッカーを読もうと思います。

2006.08.10 Linkin Parkのライブ@ZEPP TOKYOへ行ってきました!
この興奮を忘れないためにちょっと長文。

思い返せば7月初旬、Linkin Parkを見るためにサマソニ2日目のチケットを買ったのですが、TOOLと時間がかぶってしまい苦悩の日々を過ごしていたのです。
そしたら、Linkin Parkの単独公演があるとの情報をゲットしまして。
これはチャンスここでLP見てサマソニでTOOL見るぞ、絶対チケットゲットしないとダメだぞと思いまして。チケット入手方法を調べているとLinkin ParkのUSのファンクラブ(LPU)で先行予約ができると知って、即入会。無事チケットをゲットしました。

ライブも間近に迫った8/3、朝仕事をしていたら、LPUから一通の英語のメールが来ました。
なんかMEET&GREETとか書いてあるんです。
ファンクラブのメンバーが抽選でMEET&GREETだからメールよこせと書いてあったんです。
即メールしましたよ。興奮しながら仕事中に。ものすごい即レス。

ライブも当日。8/10。朝起きると来ていましたよ。
"YOU ARE CONFIRMED FOR THE ZEPP TOKYO, JAPAN MEET AND GREET!"
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

それでもうアレですよ。大興奮で行ってきました。
それでコレです。↓
lp_sign.jpg
(どれが誰のだかわからん)

17:00、ZEPPの中にM&Gの人が入場。たぶん100人くらい。僕8番目くらい。
待ってる間、もうドキドキ。
サインはCDにしてもらおうと思ったんだけど、汚かったので色紙を買っていきました。サインは全員にもらえるのか、話はできるのかとか、全然想像がつきませんでした。
1人だけだとしたら、チェスターにしようとか、何を話そうかとか色々考えちゃってました。

「皆さん前へ進んでくださーい。」

ふつーにLPのメンバーがずらーっと椅子に座ってました。すかさずカメラをぱしゃぱしゃ。
そして流れ作業でサイン書いてくれました。
もう全くテンパってしまって、「センキュー」とかしかしゃべれない。
でもがんばってメンバーひとりひとりと握手して、写真を撮りました。
順番はマイクが最初で、ハーン・フェニックス・ブラッド・ロブがその次で(順番曖昧)最後がチェスター。
チェスターには、「あなたの歌声はまじで最高ですよ」みたいな英語をしゃべった気がする。
とても素敵な笑顔で写真を撮らせてくれました。
皆さんとてもフレンドリーで、だけどオーラは全くなかった

そのまま夢見心地で会場へ。誰もいない会場。自動的に一番前へ。
そしてライブ。一番前。やばかったです。
セットリストは以下。

2006.8.10 - Zepp Tokyo, Tokyo

Setlist:

01. Don't Stay
02. Somewhere I Belong
03. Numb
04. From The Inside
05. Lying From You
06. QWERTY *(New Song)
07. Papercut
08. Points of Authority
09. With You
10. Runaway
11. Reading My Eyes *(XERO's Song)
12. Faint
13. In The End
14. One Step Closer

(Encore:)
15. Crawling
16. My December
17. Breaking The Habit

最前で叫びまくり、潰されまくり。周りの人は3人くらい途中で引っこ抜かれてました(おばちゃん含む)。セキュリティの外人さんは僕にだけ水をくれませんでした。

なんかどの曲が良かったとか、全部良かったとしか覚えていないんだけど。
One Step Closer、"And I'm about to break"のところで、マイクとバチンと手を叩けました。それが最高にテンションあがった。チェスターとフェニックスともライブ中にバチンとできました。
一番前は最高ですね。一体感。

ライブレポではないので、あまり書かないけど。
06. QWERTYは新曲。かっこいい。

11. Reading My Eyesは、10年前のXEROというバンドだったころの曲。マイクが10周年だよありがとうと言っていたよ。

12. Faintが一番後ろから流れてくる人(ダイブ)が多かった。ひじうちくらった。

16. My Decemberはマイクがキーボード弾いて、チェスターが歌い上げる。
会場は静まりかえって、チェスター神降臨状態。

僕は一番最後にゲットしたこれ。ktkr↓
lp_pick01.jpg lp_pick02.jpg
フェニックスが投げたピック。拾ってくれたセキュリティのお兄さんに感謝。

とにかく最高の一日でした
明日はサマソニなのでもう寝ます。LP見ないでTOOL見るけどね!

でもFort Minorは見るお。

おとうとに迷惑をかけたらしい。
いや、申し訳ない。

職場の方々にも本日迷惑をかけた模様。
いや、申し訳ない。

自分の思ってる正しさが他人から見たらどのレベルの正しさかどうかわからないと思うけど、それをアウトプットしないことで常に誤った正しさのまま進むことの方が怖いのだと思った。
ただし、「正しさ」ということを振りかざしている時点で、常に正解を求める姿勢を体現しているわけで、その姿勢の方がよっぽど危うげかもしれない。
でも僕はそんなことがやめられないので、あーやっぱり学生運動とかにちょっとひかれたりするんですね。

革命を起こせば僕は幸せになれそうです。ウンコ革命。ケツ拭いたら死刑。


王様の速読術

最近、いろいろと勉強気分になりまして。本を読みまくろうかと思っている所存。
そこで、まずは本を読むために速読を勉強しようと買ってみた。
買って読んでみたので紹介してみる。

本書では「なぜ速読が必要なのか」「本とどうやって付き合うべきか」など、速読以前の「本に対する心構え」が丁寧に、しかも王様と王様のところにきた隣の国来客(スパイ?)とのやりとりという形で分かりやすく示されています。
僕は、速読というものは今まで触れたことがなかったので、まったく想像が付きませんでしたが、「心構え」を先に頭に入れることで非常にすんなりと速読というメソッドが身に付きました。訂正。身に付いた気がしました。
今では当たり前のことのように速読をやらなきゃなあという気分になっています。

大事な部分は以下のような感じ。

 ・ "30分"など時間を決めて、読む
 ・ 「読むこと」より「知識の吸収」が大事
 ・ まず本を読む「目的」をはっきりさせてから読む
 ・ プレビュー⇒写真読み⇒スキミングという順序で読む
 ・ スキミングはパレートの法則で。2:8ですよ。
 ・ 吸収のためにアウトプットを心がける

最終的には、目的を明確にして、時間を大事に使って、幸せになりましょうと。自己マネジメントにつながるという、最近の僕には熱い内容でした。
しかし、なんといっても、王様の絵がかわいいことがこの本でもっとも評価されるべき点でござる。


※上記レビューは、「速読の本を、頑張って速読を試しながら読んだので、内容が頭に入っていないかもしれない人」が書いたものであることを予めご了承ください。

プロフィール

nyontan/nyon2
経営とかプログラミングとかフィリピンとか。基本的にふざけてるけど、たまに超まじめ。
うんこうんこー。

最近読んだ本

早起き生活