ドラッカーにはまった!

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プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか
P・F. ドラッカー

速読を勉強しただけじゃなくて、ちゃんと本も読んでいますよ!
ということで、今回は読んだ本をご紹介です。
ドラッカーです。コレ読むまでは知らなかったのですが、経営学の神様のような人らしい。残念ながら数年前に他界されたようですが、とても沢山の著書があります。
僕はこの本を読んではまってしまったので読み漁ろうと思っています。

さて、本書ですが、簡単に言うと「個人が如何に仕事をするべきか」、ということが書かれています。しかし、ただ単純に「こうしなさい」と書いているのではありません。

まず現代の労働環境の生まれた背景を歴史、特に産業革命などを振り返ります。
ただ単に歴史の説明をするだけでなく、彼は彼の切り口で歴史の意味を再定義します。現代は資本主義ではなく、ポスト資本主義、知識主義社会なのですよと。

そして、その知識主義のなかで働くことの意味について、また如何に生産性を上げるかということについて、「知識」「成果」「貢献」など、仕事の根本的な意味・定義について分かりやすく説明されています。

後半では前半の説明を背景に、自己マネジメント・意思決定、そして自己実現について、仕事だけでなく人生観に通じるような、身の引き締まる数々の名言で語られます。

本書はドラッカーの様々な著書から抜粋されて再構成されたものらしいので、各章が若干つながりが感じられない部分があり、思わぬところに重要なことが書かれていてびっくりしたりもします。ドラッカー入門と位置付けられているよう。

ただ、ドラッカー初体験の僕としては、目からウロコの連続でした。

特に、「現代社会をポスト資本主義とし、産業革命の正体は知識の活用であり、テクネが知識となったことが最も重要である」ということに衝撃を受けました。
「ああ、そういうことになってたのね、この世界」みたいな感じ。相対性理論を知ったときと同様の衝撃。

・必要なのは成果を上げること。
・そして成果を上げるためには習慣。
・人は教えるときに最も学ぶ。

この辺がすぐに体に馴染んだ。もっと色々馴染ませるためにもっとドラッカーを読もうと思います。

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プロフィール

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経営とかプログラミングとかフィリピンとか。基本的にふざけてるけど、たまに超まじめ。
うんこうんこー。

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